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Melody-北海道にて産科遠隔診療プロジェクトを開始しました

世界中のお母さんに安心安全な出産を届けることをミッションとするメロディー・インターナショナルが、北海道大学等と共同で北海道(道東、摩周湖、網走等)にて産科遠隔医療診断プロジェクト「ましゅうっこプロジェクト」を開始しました。北海道では産科医の不足から出産ならびに妊婦健診が行える病院の数が減ってきており、非常に大きな問題となっていました。当社代表松田一敬は同社を創業より支援し、現在、取締役として事業展開を行なっています。

同社は昨年、BabyTech Awardジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット2019(厚生労働省)にて、「ベンチャーアワード」第8回日本ものづくり大賞にて経済産業大臣賞を受賞しています。

以下メロディーのプレスリリースより)

IoT型胎児モニターを使った「周産期遠隔遠隔医療システム」

モバイル胎児モニターiCTGを使った「周産期遠隔医療システム」が北海道・弟子屈地区にて運用開始となりました。
妊婦の通院負担を軽減し、地域の子育て環境を充実すると共に、出生率低下に歯止めをかけるプロジェクトです。

北海道大学病院は、産婦人科医がいない摩周厚生病院(北海道釧路管内弟子屈町)から産婦人科医のいる70km以上離れた釧路赤十字病院か網走厚生病院に胎児モニタリング情報を送信して共同で健診をする遠隔医療プロジェクトを開始し、2月18日より受診を開始した。
2月17日に弟子屈町公民館にて関係者を集めて説明会を実施。釧路赤十字病院(山口辰美院長)、摩周厚生病院(森正光院長)、北海道保健福祉部、弟子屈町、一般社団法人WIND株式会社ボーダレスビジョン(北海道札幌市:代表取締役 佐々木春光)、メロディ・インターナショナル株式会社ら関係者を集めてプロジェクトの説明会を実施した。


【背景】
弟子屈町内には産婦人科がなく、妊婦は現在70~80km離れた釧路赤十字病院や網走厚生病院に1時間以上かけて通院している。特に2人目以降の妊娠では、体調を崩した場合は、上の子供を両親に預けた上で、家族が会社を休んで送り迎えをする必要があるなど、大変な負担となっている。このような状況は、弟子屈町のみならず、北海道全域で大きな課題となっている。

【プロジェクト概要】
「ましゅうっこプロジェクト」と名付けて、摩周厚生病院からスタートする。プロジェクトを推進する馬詰武医師(北海道大学産科助教)によれば、北海道内の市町村には内科(176施設)、外科(153施設)、小児科(151施設)があり、地域の病院として機能している。これらの身近にある医療機関で妊婦健診が可能となれば、妊婦の通院負担は大幅に低減される。そこで、それら産婦人科医のいない医療機関と遠く離れた産婦人科医のいる医療機関を、遠隔医療システムで繋ぐことで遠隔での妊婦健診を可能とする。オンラインのシステムは、メロディ・インターナショナル株式会社が開発したIoT型胎児モニター「分娩監視装置iCTG」とボーダレスビジョン株式会社が提供する医療用映像通信システム「キズナビジョン」を連携し、インターネット回線を使用して運用する。最初は、釧路や網走の病院に通っている弟子屈町内の疾病のない妊婦を対象とし、26週、30週、34週目の妊婦健診で実施する。
すでに2020年2月に北海道庁、自治体と産婦人科非標榜医療機関が妊婦健診に関する契約を締結し、産学官連携での運用体制が整っている。産婦人科医のいない医療機関にて妊婦健診を実施した場合でも、遠隔妊婦健診の費用が当該医療機関に支払われる仕組み。今後、遠隔妊婦健診に関わる費用が保険収載されるよう、日本産婦人科学会などと連携して国に働きかけることで、より恒久的に運用出来る仕組みを目指す。4月以降「どさんこプロジェクト」として、札幌医科大学、旭川医科大学と連携して全道へ拡大していくと共に、日本全国の同じ様な課題を抱える地域に拡げていく予定だ。
これらの試みにより、直接的には妊婦の負担を軽減すると共に、出生率の向上に繋げる。そして、副次効果として周産期総合母子医療センターでの混雑による待ち時間の低減や、医師の業務量低減にも繋がり、医師の働き方改革にも繋がる。


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