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Digital Platformer、新プロダクト「SHIKI」を用いた実証実験を鹿児島市と開始

Digital Platformer、新プロダクト「SHIKI」を用いた実証実験を鹿児島市と開始しました。

(以下リリースより引用)

Digital Platformer新プロダクト「SHIKIを用いた実証実験を鹿児島市と開始
マイナンバーカードを用いた本人確認済みDIDポイント決済提供

~よりセキュアなサービス提供を目指して~

Digital Platformer株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:山田芳幸、以下「DP」は、2月13日から3月12日の1ヶ月間、次世代プラットフォーム「SHIKI」を用いて鹿児島市デジタル戦略推進課と実証実験を開始いたしました。

鹿児島市はマイナンバーカードを活用した市民サービスの向上に取り組んでおり、この度DP社の提供する次世代プラットフォーム「SHIKI」を用いて、マイナンバーカードによる本人確認済みIDと行政サービスやポイント決済との連携の効果検証のための実証実験を行うに至りました。

「SHIKI」はDID(分散型ID)とデジタル通貨発行の機能をメインに、情報配信、ポイントを貯める・使う等、色々な機能を提供できるマルチウォレットアプリを可能とするスマートコントラクトを掲載したプラットフォームです。
DID(分散型ID)の生成は、マイナンバーカードを用いた本人確認を前提とし、公的個人認証サービスを用いて行われます。スマートフォンで、マイナンバーカードのICチップを読取り基本4情報を取得することにより、DID

(分散型ID)が生成されます。また、DID(分散型ID)はWeb技術の標準化団体であるWorld Wide Web Consortium(W3C)が勧告した標準規格に則って生成されるものとなります。
今回の実証実験では、図書館や水族館といった施設の利用者証と「SHIKI」で生成される本人確認済みのDID(分散型ID)を連携させることによって、施設の利用証もスマートフォン内のマルチウォレットアプリ「かごパス」に格納・使用できます。
デジタル通貨発行機能はQRコードを用いた決済を基本としており、利用者はスマートフォンの「かごパス」の「決済」機能より支払いを行います。鹿児島市役所周辺の加盟店にて利用可能です。チャージ・決済・購入履歴まで「SHIKI」で一貫して管理でき、またデータは鹿児島市に帰属するため、そのデータを基に市民生活の改善に役立てることができます。
これらの機能はすべてブロックチェーンとそれに紐づくスマートコントラクトによって構成されており、よりセキュアな環境でサービスを提供しています。

 

 

 

 

Digital Platformer 株式会社について
Digital Platformer 株式会社は、カンボジアの中央銀行が世界で初めて運用開始した中央銀行デジタル通貨(CBDC)で既に採用実績のある「ハイパーレジャー・いろは」を基盤として「LITA(リタ)」を開発し、全国の自治体並びに事業会社にSaaSとして低コストで提供しております。また2022年3月にはDID発行サービスである「MyDID」をリリースし、2022年7月に大阪府豊能町でローンチされた「とよのんウォレット」では、デジタル地域振興券・DIDの発行プラットフォームを提供しております。
この度、地方自治体や事業会社の様々なニーズによりフレキシブルに応えられるよう、コンソーシアム型ブロックチェーンを活用した新プラットフォーム「SHIKI」を開発致しました。
この先も①お金の移動コストと移動時間を限りなくゼロにする、②国際標準のDIDを日本中に広める、③エネルギーやサプライチェーンのトレースを実現し ゼロカーボンシティや地産地消の実現に貢献する、という3つのミッションを掲げ、自治体や事業会社と様々な取り組みを進めています。

SHIKIシキ)とは
Digital Platformer株式会社が提供する、DIDの発行/管理・デジタル通貨発行SaaS・プラットフォームサービス。コンセプトは「生活のパスポートを定義し、書類のいらない世界を実現する」。
標準機能として、
・DID (Decentralized ID) の発行​
・デジタル地域通貨の発行​
・デジタル証明書の発行​
といった機能を搭載しています。
暗号化技術による暗号化技術による署名、ブロックチェーンの非改ざん性により​偽装が実質不可能なDID/デジタル商品券発行サービスを実現しています。

今後はブロックチェーンやDIDの技術を応用して不動産や金融、教育関連サービスのDX支援や​プロダクト開発を行うことも検討していきます。

会社名:Digital Platformer株式会社
代表者取締役:山田芳幸
所在地:東京都新宿区四谷1-1-2 四谷見附ビルディング5F
設立:2020年4月
資本金:457,450千円(資本準備金を含む) ※2022年11月末時点
企業URL:https://digitalplatformer.co.jp/

鹿児島市について
鹿児島市では、”ICTで住みよいまち”を重点プロジェクトの一つに掲げ、行政手続きのオンライン化による「行かなくてもいい市役所」づくりや地域デジタル化による新たな価値の創出に向けた取組みを進めています。また、昨年9月には「かごしまデジタル女性プロジェクト」を立ち上げるなど、ICT人材や企業の育成にも注力しており、デジタル技術を活用したもっと便利で住みよいまちづくりに積極的に取り組んでいます。

自治体名:鹿児島市
市長:下鶴 隆央
所在地:鹿児島県鹿児島市山下町11番1号
自治体URL:https://www.city.kagoshima.lg.jp/

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