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10/24事業創出サロン”アニマルヘルス分野におけるビジネスチャンス(日本橋開催)”

第40回事業創出サロン「アニマルヘルス分野におけるビジネスチャンス(日本橋開催)」のご案内

〜DSファーマアニマルヘルスとのコラボレーション・サロン〜

 

今回は、「アニマルヘルス分野における「ビジネスチャンス」についてです。

我が家もそうですが、最近、ペットは家族の中で非常に重要な地位を占めています。アニマルセラピーと言われるように、ペットがいることで精神的に安定し、家族関係が良好になり仕事・勉強へのやる気が出るという話も聞きます。一方、ペットの高齢化が進み、そのため、癌や認知症等を患うペットも増えています。そのようなペットの健康への関心が高まり、ビジネスチャンスも増えてきました。ノーベル賞を取られた大村先生が開発されたイベルメクチンは当初動物薬として開発され、その後、ヒトに適用されましたが、ヒトでの臨床の前にまずは動物で試したいというニーズもあります。また皆さんが口にする肉、卵、魚の健康、飼育環境への関心も高まっています。そこで、今回のサロンでは動物薬、アニマルヘルス分野の大手であるDSファーマアニマルヘルスと一緒に、アニマルヘルスの現状を見ていくとともに、今どのようなビジネスチャンスがあるのかを議論できればと思います。

動物分野に興味があるが、なかなかその現状を知るのは難しい中、非常にいい機会だと思いますので、ぜひ足を運んでください。

 

 

(開催案内)

開催日時:       平成29年10月24日(火)14:30−16:30

開催場所:       Clipニホンバシ

東京都中央区日本橋本町3丁目3-3 Clipニホンバシビル1階

主催:              合同会社SARR

参加費:                      無料

定員:          30名

問合・申込:     合同会社SARR  (担当:松田)

TEL:075-925-5722 FAX:075-925-5766

E-mail: sarr-info@sarr-llc.com

(内容)

  1. イントロダクション 松田一敬  合同会社SARR 代表執行社員
  1. 話題提供

【講師】永原俊治氏

(DSファーマアニマルヘルス株式会社新規事業部長兼池田動物細胞医薬センター長)

【テーマ】 「アニマルヘルス分野の現状ならびにビジネスチャンス」

 “DSPAHが探しているビジネスネタと1万人の獣医師ネットワークを持つ同社の活用法”

 “アニマルヘルスからヒトのヘルスケアへというアプローチ”

 

  1. 「動物の健康を支える新規事業探索プログラム」の紹介

4.  参加者ディスカッション

【モデレーター】松田一敬 京都工芸繊維大学特任教授/合同会社SARR 代表執行社員

  1. SARR「オープンイノベーション人材育成プログラム、シニア・スキル人材活用プログラムのご紹介」
  2. ネットワーキング

 

 

【講師紹介】

  • 永原俊治氏

(DSファーマアニマルヘルス株式会社新規事業部長兼池田動物細胞医薬センター長)

学術博士。国立循環器病センター研究所流動研究員を経て大日本住友製薬でタンパク質医薬品、核酸医薬等のデリバリー技術研究に従事。プラスミドDNAのデリバリー技術で2000年日経BP技術賞受賞。平成28年4月より現職。科学の力で新しい価値を創造して動物医療とその先にある人々の健やかな暮らしに貢献すべく、動物用他家間葉系幹細胞医薬品の開発に取り組むと共に、新たな技術の動物医療分野での事業化に注力している。より幅広い領域からの事業アイデアを事業化に結び付けることを目指して、平成28年より「動物の健康を支える新規事業探索プログラム」を立ち上げ、主導している。

 

  • 松田一敬  京都工芸繊維大学特任教授/合同会社SARR 代表執行社員

2000年国立大学発ベンチャー第1号(北海道大学)の設立、国立大学発ベンチャー上場第1号(大阪大学)に関与する等、大学発ベンチャー支援の国内の草分け。知財の事業化の実績を積む。2011年、京都に合同会社SARR設立(www.sarr-llc.com)。過去にNEDO Technology Commercialization Program(TCP)の企画運営を行う等、全国各地の技術系スタートアップを数多く支援。2015年、アクセラレータkizkiを京都リサーチパークTSA内に開設、現在支援を行っているスタートアップには人体通信技術、自閉症治療薬開発、産科遠隔診断・スマートウエアハウス、スケルトンロボット等がある。またブロックチェーン開発企業であるソラミツ株式会社の会長も務める。

 

DSPAHは新規事業につながる技術シーズ・ビジネスシーズの探索を目的とするプログラムを実施しています。昨年度は70チームが本プログラムに興味を示し、その中から10チームが事業提案ピッチに参加し、新たな診断技術の動物診療領域への応用をテーマに提案いただいた大阪大学の1チームが大賞となり、現在DSPAHと共同開発の開始に向けて準備中です。今年度はプログラムの対象を本分野に興味を持たれる研究者、スタートアップに加えて、革新的な技術を持ち事業化を模索されている企業にも広げ、有望な案件を探索し、事業提携に結びつけたいと考えており、参加企業、チームを募集しています。(詳細はhttps://sarr-llc.com/news/dspah/

 

DSPAHは、動物たちの健康を支えることで、人々の笑顔あふれる暮らしに貢献する企業として、大日本住友製薬株式会社の動物薬事業部門が独立し、2010年7月に設立された研究開発型の動物用医薬品メーカーです。(大日本住友製薬㈱の100%子会社)

 

獣医師が処方する、コンパニオン・アニマル向けの動物用医薬品や特別療法食(米国ヒルズ社が製造する、特定の疾患に対して最適の栄養比を配分したフード)および健康維持食、牛豚などの畜産向けおよび養殖魚などの水産向けの動物用医薬品を販売するとともに、100%出資の動物専門臨床検査会社(マルピー・ライフテック株式会社)を通じて獣医療の進歩に貢献しており、さらには精度の高い検査法の開発や従来にない新たな検査の導入など、様々な事業展開を推し進めています。また、動物薬の総合メーカーとしての豊富な知見を活かした、獣医療関係者向けの技術的・学術的なサービスやペットオーナー様まで視野に入れた各種の情報提供も行っています。

 

DSPAHは、日本全国の獣医療関係者とのネットワークなど、アニマルヘルス領域において事業展開を図る強固な基盤を有しておりますが、動物の健康を支えるために、先進的な技術やアイデアを有する大学・研究機関・企業のシーズを探索し、グループの経営リソースと融合させることで、新たな価値創出と早期事業化に向けた検討を進めたいと考えています。本プログラムの取り組みにより、皆さんの動物の健康に関連する新たなビジネス機会の創出につなげたいと思っています。(同社ウエブサイトhttps://animal.ds-pharma.co.jp

 

 

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