ブログ

5/8ブロックチェーン・フレームワークのHyperledger Iroha(ハイパーレジャーいろは)V1.0を商用バージョンとして正式認定し全世界にリリースいたしました。

当社代表松田一敬が共同創業者兼特別顧問であるソラミツが最初の開発者として貢献したHyperledger IrohaがV1.0を商用バージョンとして正式認定し、全世界にリリースしました。

(以下プレスリリースより引用)

日本発ブロックチェーンが世界へ前進

〜世界で4番目の商用バージョンV1.0としてHyperledger Irohaの認定が完了
高度なアクセスコントロール、プライバシー保護、利用者保護を搭載し、導入が格段に容易に 〜

 この度、The Linux Foundationが主催する世界的なオープンソース開発コンソーシアムであるHyperledgerは、ブロックチェーン・フレームワークのHyperledger Iroha(ハイパーレジャーいろは)V1.0を商用バージョンとして正式認定し全世界にリリースいたしました。

ソラミツ株式会社(共同最高経営責任者:岡田隆/武宮誠、本社:東京都渋谷区、以下「ソラミツ」)は、Hyperledger Irohaの最初の開発者であり、継続的に開発に貢献してまいりました。また、日本を含む世界中の様々なユースケースやコミュニティの拡充に努めてまいりました。

Hyperledgerコンソーシアムは、様々な業界でのブロックチェーンの活用を目指し全世界270社以上が参加しております。Hyperledger Irohaは、Hyperledgerコンソーシアムのセキュリティ・安定性・耐久性などの様々なテストやオープンソースとしての開発体制、管理体制などの基準に合格し、商用バージョンとしての認定が完了しました。これにより日本発のブロックチェーンが、Hyperledger Fabric、Hyperledger Sawtooth、Hyperledger Indyに続き世界で4番目の商用バージョンV1.0となりました。

Hyperledger Irohaは、ブロックチェーンの導入が格段に容易であり、デジタル資産管理、マルチシグニチャーによる署名管理、高度なアクセスコントロール、プライバシー保護や利用者保護の機能を持っているなど、数々の特徴を備えています。また、カンボジア国立銀行、モスクワ証券取引所グループNSDやスロベニア証券保管振替機構KDDとのブロックチェーンを活用した商用化システムの共同開発やSOMPOホールディングス、あいおいニッセイ同和損害保険、楽天証券との実証実験など数々の実績を積んで参りました。

Hyperledger Irohaはすでに世界中のいくつかの企業から評価を頂いております。
「私たちは、100%オープンソースの技術であり、われわれの業務要件に合致するソリューションを探していました。Hyperledger Irohaのアカウント管理機能やKYC管理アプリケーション、コミュニティからの強力なサポートは、Hyperledger IrohaをD3Ledgerに採用した大きな決定要因になりました。また、いくつかの国での採用事例、特にカンボジア国立銀行での実際的なユースケースは、この選択が間違いないことを物語っています。」
アレクサンダー・ヤコブレフ、モスクワ証券取引所グループNSD

ソラミツは、Hyperledger Irohaを活用し金融機関向けの本人認証プラットフォーム、キャッシュレス決済、国際的な銀行間決済、Sora(XOR)トークンの発行による分散型自立経済モデルの実現など様々な革新的なサービスの開発を進めております。

この度のHyperledger Iroha V1.0商用バージョンのリリースにより、日本を含む全世界のブロックチェーン実用化時代の先鞭をつけていけるものと確信しております。ソラミツはオープンソース・ソフトウェアのリーディングカンパニーを目指して、世界中の開発コミュニティのメンバーと一緒にHyperledger Irohaのさらなる技術革新に挑んで参ります。

【ブロックチェーン技術について】
ブロックチェーン(分散型台帳技術)は、分散型アプリケーションの基盤となる技術であり、中央集権的なシステムに頼ることなくネットワーク上でデジタル通貨および資産の発行、送信、および受信を安全に実行することができます。ブロックチェーンを使用することで、サイバー攻撃、なりすまし、およびデータの改ざんに対して堅牢なシステムを構築することが可能です。
特に、Hyperledger Irohaは、ブロックチェーン上で実行するプログラムコードを開発者が記述することなく複雑なビジネスロジックを作成できるように、あらかじめ最適化されたデータモデルと様々な「定義済みのコマンド」が準備されていることが大きな特徴です。これは、デジタル資産管理や分散型の本人認証プラットフォームなどのモバイルおよびWebアプリケーションの開発の際に開発効率や品質・セキュリティの向上に大きな効果があります。

【ソラミツについて】
ソラミツ株式会社(共同最高経営責任者:岡田隆/武宮誠、本社:東京都渋谷区、2016年2月創業、以下「ソラミツ」)は、オリジナル開発者としてブロックチェーンHyperledger Iroha(いろは)を開発し、2016年10月にHyperledgerプロジェクトに採択されました。現在はオープンソースコミュニティとともにブロックチェーンや関連ソリューションの開発を行っているフィンテック企業です。ソラミツはブロックチェーン技術を活用した、デジタルアイデンティティやデジタル資産を管理するための安全で便利な方法を開発することを目指しています。ソラミツは、Sora(XOR)の開発にも取り組んでいます。Sora(XOR)は今後配布を予定しているユーティリティ・トークンです。詳細は下記のサイトをご覧ください。

【関連するwebサイト】

  • 5/8ブロックチェーン・フレームワークのHyperledger Iroha(ハイパーレジャーいろは)V1.0を商用バージョンとして正式認定し全世界にリリースいたしました。 はコメントを受け付けていません
  • kizki Report, トピックス, ブロックチェーン, 海外

関連記事

コメントは利用できません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る