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テクノロジースタートアップ・アクセラレーターをKRPに開設します。

SARRはKRPと共同でテクノロジースタートアップ・アクセラレータを開設します。

 

京都リサーチパーク株式会社

合同会社SARR

 

KRPに世界を目指す技術スタートアップの新拠点!

~「KRPテクノロジースタートアップ・アクセラレーター」~

 京都発のイノベーション創出を支援する京都リサーチパーク株式会社(以下、KRP㈱:代表取締役社長 松尾一哉)は、世界を目指す技術立脚型のスタートアップを支援する新たな拠点「KRPテクノロジースタートアップ・アクセラレーター」を整備いたします。新たな拠点では、NEDO研究開発型スタートアップ支援事業の認定VC[1]である合同会社SARR(以下、SARR:代表社員 松田一敬)がスタートアップに対するメンタリングを提供します。またKRP地区にある公的支援機関の各種実験・計測機器に容易にアクセスできることから、起業支援に加え、研究開発支援機能を備えたアクセラレーターとなることを目指します。

 イノベーションの創出には、優れた技術とイノベーションの担い手の組合せが重要です。しかし現状は、優れた科学技術がなかなかイノベーションへ効果的につながっておりません。国際競争力の指標であるIMDランキング[2]で日本は、科学技術の個別項目のランキングは高い反面、総合ランキングは20位以下と、高い科学技術が国際競争力につながっていない状況を見ることができます。

1989年開設のKRP地区では、地域のイノベーション創出拠点として350社の入居機関・企業が様々な活動を展開しています。その運営会社であるKRP㈱は、オフィス・ラボの提供に加え、新事業創出に向けた支援活動を展開しています。またSARRは、KRP地区を拠点として起業家教育、事業創出・コンサルティングの活動を展開しています。KRP㈱が2011年から2013年まで実施した「テクノロジー・ビジネスプランコンテストin KYOTO」では、SARRが運営を担うなど、両社は起業支援の分野で協力してまいりました。またこのコンテストは2014年からNEDO Technology Commercialization Program(TCP)に引き継がれ、ファイナルイベントがKRPにて開催されています。

 

この度KRP㈱は、京都発のイノベーション創出に向けた技術立脚型のスタートアップを支援する拠点「KRPテクノロジースタートアップ・アクセラレーター」をKRP地区内の京都高度技術研究所(ASTEM)に設置します。同拠点ではスタートアップやその志望者、メンターなどを対象に、オフィスや共有スペースを提供すると共に、テクノロジーをテーマにしたワークショップやピッチコンテストなどを開催します。SARRは拠点運営をKRP㈱から受託すると共に、会員に対するメンタリングを提供いたします。KRP地区内に集積する公的支援機関と連携することで、様々な実験・計測機器へ容易にアクセスすることが可能となり、投資コストを抑えながら効率的に研究開発が行うことが可能となります。またスタートアップ企業が自らの成長に伴ってKRP地区内のオフィスやラボへ展開していくことで、KRP地区を大きなアクセラレーターとして活用していただけます。

KRP㈱はこのアクセラレーターを活用した京都発のスタートアップ創出を目指すと共に、地域のイノベーション創出拠点として、これからも京都発の創業・新事業の創出、京都企業の事業成長を支援する機能の強化に努めてまいります。

<「KRPテクノロジースタートアップ・アクセラレーター」の特徴>

◆NEDO研究開発型スタートアップ支援事業の認定VC(SARR)によるメンタリング

認定VCによる投資に対しては、15対85の比率でNEDOが投資先に研究開発助成を行う

◆KRP地区内の様々な実験・計測機器への容易なアクセス

地区内の京都府中小企業技術センターや京都市産業技術研究所、バイオ計測センターが保有する各種試験装置を活用することで、KRP地区全体が一つのアクセラレーター機能を果たします。

◆スタートアップの活動を加速するための各種ワークショップイベントの開催

地区内外の大学、ベンチャーキャピタル、支援機関などと連携した各種ビジネスプランコンテストやピッチイベント、課題解決型ワークショップなどを開催し、スタートアップの成長加速を促します。

<拠点概要>

名称 KRPテクノロジースタートアップ・アクセラレーター
場所 京都リサーチパーク 東地区 京都高度技術研究所(ASTEM)7階(京都市下京区中堂寺南町134)
スペース料金(予定) 個室4区画  70,000円/月ブース8区画 30,000円月会員向け共有スペース(最大50名程度の会員登録を想定)15,000円/月
対象 起業予定者、学生、スタートアップ企業、メンター、ベンチャーキャピタルなど
【本件に関するお問い合わせ】京都リサーチパーク株式会社成長企業支援部 澤村 TEL:075-315-9185 URL: http://www.krp.co.jp/

合同会社SARR 谷口                                     TEL:075-315-8838 URL:http://www.sarr-llc.com

<スタートアップとアクセラレーター>

・スタートアップ:

立ち上げたばかりの企業のこと。従来はベンチャー企業という言葉が用いられることが多かった。

・アクセラレーター:

起業家のサポート、企業の立ち上げ、事業展開等をサポートする機関。スペースや資金を併せて提供することが多い。

 

以上

【参考】

  • 研究開発型ベンチャー支援事業

NEDOホームページより抜粋

我が国の企業、大学、研究機関等が有する技術シーズの発掘から事業化までを一貫して政策的に推進することにより、研究開発型ベンチャーの創出、育成を図り、経済活性化、新規産業・雇用の創出につなげることを目的とする。

NEDO Technology Commercialization ProgramTCP

技術シーズをもとに起業・事業化を目指す起業家候補を支援する研修プログラム。具体的には下記1−5を提供する。ファイナルイベントはKRPにて開催。

  1. 技術シーズの事業化に必要な知識を提供する「教育プログラム」の提供
  2. 専門家によるビジネスプランの作成支援・メンタリング
  3. ビジネスに結び付けるための大企業・ベンチャーキャピタル等へのビジネスプラン発表、ネットワーキング、マッチング
  4. シリコンバレーのイノベーション手法の研修および現地ネットワークの獲得(海外機関研修コース)
  5. ハードウェア・スタートアップに向けた量産や市場参入のノウハウ習得(メイカーズ(Makers)コース)

 SUIによる企業化可能性調査等の実施

特定の技術シーズや事業構想を有する起業家候補人材(SUI)を公募・採択し、ビジネスプランの構築等の企業化可能性調査を実施する。

シード期の研究開発型ベンチャーに対する事業化支援

研究開発型ベンチャーを支援する国内外のベンチャーキャピタルやシード・アクセラレーター等(以下、「VC等」という。)を認定し、そのVC等が出資するシード期の研究開発型ベンチャーへ実用化開発助成を実施する。

(2015年7月9日認定)

Beyond Next Ventures Expara Ventures Pte.Ltd.
Draper Nexus 株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC)
合同会社ユーグレナSMBC日興リバネスキャピタル Triple Ring Technologies
株式会社ドリームインキュベータ Global Catalyst Partners LLP
合同会社SARR/TechRanch FGC BioVentures LLP
ハックベンチャーズ株式会社 ウエルインベストメント/AZCA
  • 合同会社SARRとSARR/TechRanchについて

合同会社SARRは、科学技術をビジネスにつなげ、イノベーション創出を支援するために、大学等の研究室、企業の研究所にあるシーズの事業化支援を行なっています。7月9日、SARRは国立研究開発法人・新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)による「研究開発型ベンチャー支援事業に関するベンチャーキャピタル等の認定」を受け、認定VCとなりました。認定を受けたのは合同会社SARRとテキサス州オースティンのアクセラレーターTechRanch Austinの共同チームSARR/TechRanch (STR)です。

本認定VC制度はSTRが投資をすると15:85の比率でNEDOが投資先に研究開発助成を行うという制度です(別途NEDOによる審査あり)。立ち上げに時間がかかる技術系・ハード系スタートアップの成長を加速するための制度です。

<合同会社SARRの事業内容>

◆大学・研究機関・企業の研究開発シーズの事業化

◆起業家支援、起業家教育・トレーニング

◆ベンチャー企業と大企業とのマッチング

◆知財戦略とアライアンス

◆国内企業と海外企業のアライアンス

◆バイオ、ナノテクノロジー、クリーンテクノロジー等技術評価と事業化支援

◆さまざまな金融手法を活用した地域おこしの提案

今回SARRが提携したTechRanchは全米第2のハイテク都市オースティンを拠点とし、アメリカの半導体産業・ICTの中心であるとともに、世界有数の音楽・映画・スタートアップの祭典であるSXSW(サウスバイサウスウエスト)が開催されることでも有名です。オースティンと連携することで京都が得意とする半導体、ナノテク、センサー等ならびに素材の海外展開を一層強化することができると考えています。

オースティンについて

全米第2のハイテク都市オースティン(JST産官学連携ジャーナル)

SXSW Japan のウエブサイト

[1] 国立研究開発法人・新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)による「研究開発型ベンチャー支援事業に関するベンチャーキャピタル等の認定」に採択されたベンチャーキャピタル。SARRは米国オースティンの「TECH RANCH」との共同提案で認定された。

[2] スイスの国際経営開発研究所(International Institute for Management Development)が発表する国際競争力のランキング。2015年度は日本が総合ランキングで27位となっている。

プレスリリース 20150804 KRPーSTRアクセラレータ

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