11.262016
第1回kizki Salon【ドローン・オートフライト・デベロップメントの今】
去る7月に開催いたしました「第4回kizki PITCH&ドローンGO!NEXT!」の続編として自動航行を行うドローンを制御する上で必要となる「位置情報の活用」と「機体制御」についてのソフト観点からの取り組みを共有するセミナーを開催致しました。
特に、「位置情報の活用」については、ハリウッド映画の撮影プリプロなどでシミュレーションを行う際に利用されているMAYAを活用したオートデスク社による取り組み、日本国内唯一の3次元ビッグデータベースを医療分野で活用されている自治医科大学藍原先生の取り組み及び3次元地図AI VIEW、そして前回のセミナーで最新のドローンのトレンドなどを交えてドローンコードを紹介した春原氏の取り組みなどを共有しました。
開催日時 | 平成28年11月24日(木) 18:30~21:30 |
開催場所 | 京都リサーチパーク BIZ NEXT 京都府京都市下京区中堂寺粟田町93 京都リサーチパーク西地区 4号館3階 |
主催 | 京都リサーチパーク株式会社、合同会社SARR |
企画 | 株式会社カエルグラス、合同会社SARR |
内 容 |
1)「第4回kizki PITCH&ドローンGO!NEXT!」の振り返りドローン関連スタートアップの状況、我が国のドローン活用状況と課題 2)Mayaを活用したドローンの航行制御取り組みについて(40分)オートデスク社Mayaのリアルタイム3D空間把握機能を活用したリモコン不要のドローンの自動/自立飛行の取り組みと事例を紹介します。 映画ゼログラビティなどVFXを駆使した映像制作ではロボットアームによるカメラ制御は必要不可欠です。しかしながら多軸のロボットを制御することは容易ではありません。本セッションではMayaを使用したリアルタイム3D空間把握機能を活用したリモコン不要のドローンの自動/自立飛行やロボット制御に関して紹介します。 講師:加瀬秀夫 オートデスク株式会社 サブジェクトマターエキスパート 3) IMESを活用した空間認識技術とCV技術を活用したGPS不要の3次元地図AI VIEWドクターヘリの運行システムや地域救命救急における位置情報システムデータベースを保有する自治医大の取り組みについて説明した後、「映像がそのまんま地図になる」CV技術と組み合わせることで高精度3次元地図の作成を実現岩根研究所の取り組みを紹介します。GPSに依存しない屋内でも位置特定のできる地図により、ドローン航行、自動運転が画期的に変わる。位置情報と環境情報を合わせることで医療現場にも大きく貢献します。 講師:藍原 雅一氏(自治医科大学 地域医療学センター 地域医療情報学部門 講師) 4)ドローンオートパイロットデベロップメントアソシエーション発足の宣言(10分) DADA発足について 発表:春原久徳氏 (ドローンジャパン株式会社 代表取締役会長) 5)農業分野での実証取り組み共有とドローンコードを取り巻く現状について(60分)
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