ブログ

第5回kizki PITCHxLink-J@日本橋開催(テーマ:ヘルスケア向けロボット)

第5回kizki PITCH x Link-J@日本橋(テーマ:ヘルスケア向けロボット)チラシ

「CYBERDYNEだけではない医療介護用ロボット。
FDA認可取得EKSOの事例に見る先進国米国の状況と日本における開発・認可の状況」

  昨今、サイバーダイン等、医療介護現場でのロボットの活用、特にパワースーツ等のスケルトンロボット、歩行アシストロボット等が話題になっています。脳梗塞や脊髄損傷による下半身不随のリハビリは、現在複数の介護者のサポートを受けながら時間をかけて行っていますが、マンパワーに限りがあること、そしてかなりの重労働であることから効率的なリハビリが出来ていません。このリハビリにスケルトンロボットを用いれば回復は劇的に早くなるというデータが出ています。またマンパワー不足の解消、全体で見たコスト抑制につながるとも言われています。

そこで、今回はアメリカでいち早く下半身不随リハビリ向けスケルトンロボットを開発し、FDA(アメリカ食品医薬品局)から承認を受け、すでに医療現場での活用を始めているEKSO Bionicsに登壇いただき、アメリカにおけるリハビリロボットの現場と市場の可能性についてお話しいただきます。また日本における医療・介護向けロボットの状況と認可の方向性に関し、本分野に詳しい吉川先生にお話しいただきます。

スケルトンロボットの分野では日本のサイバーダインやイスラエルのReWalkが有名ですが、その中でFDA承認取得では脊髄損傷・脳梗塞リハビリと一番先頭を走っているのがEKSOです。実際に現場でどのように活用されていくのか、また医療分野以外での取り組みについても議論したいと思います。ぜひご参加ください。

日 時 平成28年10月28日(金)19:00-21:00
場 所 日本橋ライフサイエンスビル コミュニケーションラウンジ
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町二丁目3番11号
日本橋ライフサイエンスビルディング10階
TEL:03-3241-4911
アクセス:http://www.link-j.org/access/
主 催 合同会社SARR
協 催 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
参加費 3,000円(当日支払)
定 員 30名(申し込み多数の場合、お断りすることがございますのでご了承ください)
申込先 合同会社SARR (担当:谷口)
TEL: 075-925-5722
mail: sarr-info@sarr-llc.com

プログラム

19:00 開会
19:05 「米国における医療・介護用ロボットの実用化の状況並びにFDA承認済みスケルトンロボットの紹介」
SPEAKER Tom Looby  (Ekso Bionics President and CEO)
(英語でのピッチになりますが、必要に応じて通訳を行います)「日本における医療・介護ロボットの開発・認可の状況」
SPEAKER  吉川 典子 氏(NPO 医工連携推進機構 客員研究員)
20:15 質疑応答
モデレータ:合同会社SARR  代表執行社員 松田一敬
20:45 ネットワーキング
21:00 閉会

 

 

【登壇者ご略歴】

■Tom Looby  (Ekso Bionics  President and CEO)  URL http://eksobionics.com/
Tom Looby氏は、Ekso Bionicsの社長かつコマーシャル活動の責任者であり、同社の医療事業を統括している。彼は2014年4月にチーフマーケティングオフィサーとして入社し、同社の世界的なリハビリテーションマーケティング戦略の開発と実行を主導する役割を担ってきた。入社以前はGiven Imaging社の副社長兼チーフマーケティングオフィサーをしており、PillCam®カプセル内視鏡検査や他の新規診断技術の世界的な市場開発を務めた。

■エクソ・バイオニクス (Ekso Bionics®) URL http://eksobionics.com/ 
エクソ・バイオニクスは、医療、産業、防衛の用途において、強度、耐久力、モビリティをサポートすることにより人間の可能性を繰り広げる外骨格ソリューションのリーダー的デベロッパーである。2005年にカリフォルニア大学バークレー校の研究成果をベースに創立された同社は、その抜群のノウハウを駆使して市場で最新かつ画期的なウェアラブルロボットを開発し続けている。麻痺状態の患者が起立して歩くことができるよう支援したり、世界中の仕事場で人間の能力を強化したり、米国の防衛能力を強化する目的の研究開発プロジェクトを進歩させるためにリサーチを行うなどしており、そうした多様な外骨格テクノロジーを提供しているのは同社のみとなっている。ナスダック上場。

■エクソ (Ekso™) GTについて
エクソ™ GTは、脳梗塞およびC7からL5までの脊椎損傷の使用に対してFDAから承認を受けた初の外骨格である。スマートなバリアブル・アシスト (Variable Assist™) (米国外ではスマートアシスト (SmartAssist) として販売) ソフトウェアを搭載したエクソGTは、患者の体のどちら側にも合わせて提供するパワーを調整できるリハビリ施設向けの唯一の外骨格であり、患者のリハビリが進むにつれてチャレンジの度合いが変化していく。特許を取得したこのスーツの技術は、患者がより早くより多くの高強度ステップで動けるようにする機能を提供している。これまでに本機器は、世界各国の115のリハビリ施設において6,000万歩を踏み出すことに役立ってきた。

 

■吉川典子氏(NPO 医工連携推進機構 客員研究員)
特定非営利活動法人医工連携推進機構(客員研究員)、
神戸大学医学部(学術推進研究員)、京都大学医学部、
神戸大学工学部等(非常勤講師)、医工連携コーディネータ協議会(会員)。
大阪大学大学院薬学研究科博士前期課程修了後、製薬会社、地方自治体、公益法人等、 様々な立場で薬事に関わる。現在はその経験を生かしNPOや大学の研究員として、大学の研究成果の事業化、大企業から中小企業、ベンチャーまで幅広く医療機器参入、医工連携、医薬品とのコンビネーション、薬事戦略などの分野で活躍中。

関連記事

コメントは利用できません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る