ブログ

第14回事業創出サロン【テーマ:カーボンナノチューブ、太陽熱発電】

昨年の東日本大震災以降、再生可能エネルギーへんも注目が高まっていますが、我が国が世界をリードするカーボンナノチューブ([CNT])を活用することで、太陽光を98%吸収し熱に変える集熱板を作ることが出来ます。この技術を活用して太陽熱発電システムを構築できれば、発電だけではなく熱供給システム(コジェネ)にも応用でき、非常に効率的な分散型エネルギーシステムの構築が可能です。震災後の復興に向けてエコシティ、スマートシティを目指す東北地方、そして太陽熱が豊富にある中東、アフリカ、中国、南米などでもビジネスチャンスが広がると期待されています。

そこで今回は、CNTの研究開発に長く従事し、CNT分散技術では世界をリードするナノフロンティアテクノロジー株式会社の津田社長をお呼びして、本技術の可能性と商業化への課題、国家的取組みへの期待とビジネスチャンスに関してお話しいただきます。同社の技術は「化学日報」「工業材料」誌など専門誌でも紹介され注目を集めています。世界に誇る技術の実用化こそが我が国の世界への貢献であり、また復興への取組みそのものになります。

なお、ナノフロンティアテクノロジー株式会社は12月2日に開催された「テクノロジー&ビジネスプランコンテストin KYOTO」(KRP様・弊社主催)において「グローバルアントレプレナー賞」を受賞しています。

開催日時 平成24年1月27日(金)
開催場所  京都リサーチパーク 東地区1号館4F B会議室
講演者 津田 薫氏
(ナノフロンティアテクノロジー 代表取締役 )
内  容 話題提供1
「カーボンナノチューブの魅力と実用化への課題」
話題提供2
「CNTを応用した光吸収率98%の太陽熱発電システムの可能性」

 

 

関連記事

コメントは利用できません。

アーカイブ

ページ上部へ戻る