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SARR支援先企業紹介(2022.2.3現在)

SARR支援先企業紹介(2022.2.3現在)

SARRの活動をみなさんに知っていただくため、現在、どのような企業を支援しているか一覧表を作ってみました。いずれの企業・ファンドも投資家、事業提携先、販路拡大等のニーズがあります。興味ある方はご連絡ください。

SARR支援先企業紹介

支援先/関与先企業の紹介

  1. AIDASH (衛星情報のAI解析を用いた、電力企業等のインフラ設備のモニタリング)
  2. AlzMed, Inc. (従来のアミロイドβ・タウ仮説とは全く異なるドレブリンを用いた画期的なアルツハイマー治療薬および早期診断薬の開発)
  3. AWAKENS (パーソナルゲノムサービス)
  4. BGV(シリコンバレー・イスラエル・インド・フランスに拠点を持つシード・アーリー&B2B特化のVC)
  5. Digital Platformer (デジタル地域通貨およびデジタルIDプラットフォームの提供)
  6. ENFC(高効率な人体通信・通電技術の開発)
  7. GENEXT (GPS、準天頂衛星みちびきの情報と道路標識等制限情報を用いた自動車の位置特定と交通違反防止)
  8. GF技研(換気機能あり、冷媒不要、排気気温冷涼、省電力の全く新しいエアコンの開発)。
  9. Glydways (専用軌道上を走る小型E Vによる新型交通システム)
  10. Melody International (産科の遠隔診断)
  11. Pyze (No-code/low-code開発向けプラットフォームに対するプロセスマイニングツール)
  12. RFルーカス(RFIDを用いた高精度な在庫管理・位置特定技術)
  13. Scalefast(グローバルなDTCプラットフォームをBaaS”ビジネス・アズ・ア・サービス”として提供)
  14. SkySea Pharma (自閉症ASD治療薬およびオキシトシン検査キットの開発)
  15. Soramitsu(世界標準のブロックチェーン 開発、世界初のデジタル通貨を実現)

(アルファベット順に掲載・令和3年11月1日現在進行中のもの)

〜個別企業紹介〜

1.AIDASH

本社:米国

支援内容:日本での事業展開、BGV投資先

事業内容:電力会社は送電線の管理維持に大きな時間とコストをかけている。AIDASHは過去および現在の衛星データを駆使しAIで解析することで最適な管理維持、台風等災害への対策と発生後の対応等の情報を提供、管理コストを削減するだけでなく、停電時間を短縮するというサービスを提供。

 

2.AlzMed,Inc.

本社:東京

支援内容:創業前より支援。事業計画・資金調達の支援

事業内容:アルメッド(AlzMed,INC.)は東大発バイオテックで、従来のアミロイドβ・タウ仮説とは全く異なるドレブリンを用いた画期的なアルツハイマー治療薬および早期診断薬を開発中。 令和3年度NED-NEP タイプBに採択された。

 

3.AWAKENS

本社:バークレー

支援内容:総務省iChallenge、投資先

事業内容:日本人チームが米国にて起業。イルミナ・アクセラレータ、UCバークレーSky Deck卒業生。個人がゲノムデータを保有し、健康、性格等をチェックするパーソナルゲノムサービスを展開。国内で活躍しているジーンクエスト(ユーグレナ子会社)等と異なり、自ら個人のゲノムデータサンプルを収集することはせず、すでに米国でデータを保有している7000万人をターゲットとして、食生活、トレーニング、教育等ゲノムによる様々なサービスを提供。SARRはジェンティックラボ、メディビック、ジーンクエスト等の立ち上げを支援しておりこの分野に経験は豊富。

(参考)SARR著「ゲノムレポート」

 

4.Benhamou Global Ventures (BGV)

本社:シリコンバレー

関与内容:Japan Advisory Partner (投資先の事業展開支援、日本の有望案件の紹介、資金調達)

事業内容:BGVはシリコンバレーやイスラエル、インド、フランスを拠点とし、BtoBに特化したシード・アーリーVCであり、海外の優れた案件を発掘し、シリコンバレーのエコシステムに入れ込むことを得意とする。BGVの創業者兼ゼネラルパートナーであるEric Benhamouは、インターネットの火付け役である3COM社をCEOとしてフォーチュン500企業まで育て上げたほか、スマートフォンの元祖である製品を生み出したパームコンピューティング社のCEOを務めた輝かしい経歴を持つ人物として知られる。シリコンバレー銀行や、サイバーセキュリティで著名なイスラエルのベングリオン大学のボードメンバーを務めるほか、クリントン元大統領に米国の情報技術政策のビジョンを策定する大統領情報技術諮問委員会(PITAC)のメンバーに任命されるなど産学官連携でも活躍。

BGVが強みとする領域は、AIやIoT、モビリティ、サイバーセキュリティ、スマートファクトリ―、MarTECHなどのEnterprie4.0、デジタルトランスフォーメーション(DX)など。

2021年9月、4本目のファンドであるBGV-IVをクロージング。また当社が参画しているSPAC ENT40が10月19日NASDAQに上場した。

 

5.Digital Platformer (DP)

本社:東京

関与内容:共同創業者&取締役Chief Strategic Officer

事業内容:DPはデジタル地域通貨およびデジタルIDプラットフォームの提供を提供している。今年から給料の電子マネー・デジタル通貨による支払い解禁が予定されており、また新型コロナ感染回避のため、キャッシュレスが普及、さらに特別給付金支給等行政による給付事務の簡素化・迅速化などデジタル地域通貨へのニーズが急増、これに対応すべくプラットフォームを提供していく。

(参考)東京海上日動火災保険とのリリース

 

6.ENFC

本社:東京

支援内容:投資先、NEDO-STS、NEDO-SCA

事業内容:ENFCは高効率な人体通信・通電技術を開発している。ドアノブを握ると鍵が開く。欲しいものを手に取ったらお金を払う。人がごく自然に行う生活動作の裏で安心安全を守る技術、それがeNFC。

 

7.GENEXT

本社:横浜

支援内容:総務省iChallenge、投資先、事業展開支援

事業内容:GPSや準天頂衛星みちびきの情報と道路標識等制限情報を用いた自動車の位置特定と交通違反防止サービスを提供。ドラレコ等の専用デバイス不要で、スマホ1台で交通違反をしていないか、どんな運転をしていたかを把握、事故防止につなげる。「かながわビジネスオーディション2021」にて同社の企業向けクラウド交通安全システム「AI-Contact(アイ・コンタクト)」(https://ai-contact.jp/)が優勝。

 

8.GF技研

本社:富士

支援内容:投資先、事業展開支援、事業パートナー紹介等

事業内容:換気機能あり(新型コロナ対策)・冷媒不要(冷媒規制対応)・冷涼な排気(温暖化・ヒートアイランド現象防止)・省電力(省エネ実現)の全く新しいエアコンの開発。創業者は東芝在職中にはインバータエアコン開発における中心メンバーとして活躍。2021年3月、クラウドファンディングを実施。また10月にはインテックス大阪でかいさいされた工場設備展にスポットクーラを展示、実際に機器を展示したことにより注目を浴びている。

 

9.Glydways (旧Wayfare)

本社:南サンフランシスコ

支援内容:日本における事業展開、投資先

事業内容:都市公共交通のニーズに応えるため、これまでの鉄道・地下鉄・LRTに比べコスト1/5で敷設可能な自動運転交通システム。専用軌道を走り1時間に数千から数万人を運ぶことが可能。渋滞知らずで、例えば京都駅から京大まではノンストップ10分で走行。オンディマンド、待ち時間なし。個室のため他人と相乗りする必要もなくポストコロナの切り札と言われている。現在開発中の自動運転車が一般公道を走れるレベル5にはまだ20−30年かかると言われているが、本技術は現在利用可能な技術で実現可能。すでに米国での導入検討が進む他、大阪万博における移動手段京都における新交通システムの候補にも上がっている。2020年、米国大手VC であるコスラベンチャーズが出資。現在、デモトラックの準備が進んでいる。 動画はこちら

10.Melody International

本社:高松

支援内容:創業期より事業立上げ、NEDO-TCP、総務省iChallenge、事業計画、医療機器認可取得等を支援。現在海外マーケティング担当取締役

事業内容:「世界中のお母さんに安心・安全な出産を」を理念とし、そばに医師がいなくても胎児の健康状態を診ることができるモバイル胎児モニターiCTGを開発・製造。医療機器認可取得。新型コロナウイルス感染防止のため、病院に来なくても妊婦健診ができるということでニーズが急拡大中。一方、海外でもタイ、ブータン、ミャンマー、カンボジア等における産婦人科医不足を補完すべく展開中。2021年10月、J-Startup及びオープンイノベーションチャレンジに採択された。また中東・アフリカ・アジアの展開を睨みALIと業務提携を締結。

11. Pyze 

本社:カリフォルニア州

支援内容:日本における事業展開、BGV投資先

事業内容:Outsystem, Pega 等ローコード・ノーコードのプラットフォームが急速に普及しているが、このプラットフォームを活用する際のプロセスマイニングを提供。Pyzeはプロセス障害を表面化し、重要な事業指標を掘り起こすために、複雑なエンド・ツー・エンドのプロセスフローと、ユーザーエクスペリエンス最適化の機会を自動的に見つけます。

 

  1. RFルーカス

本社:東京

支援内容:投資先 NEDO-STS

事業内容:RFIDで位置を自動取得してデジタルマップを表示する新たな在庫・物品管理システムを提供。RFIDは個数管理等には優れているが、位置特定に課題があり、従来、在庫管理、倉庫内の必要機材探索等に有効活用できなかったがRFLのロケーションテックは誤差10cm以内で位置特定が可能で、在庫管理、棚卸し等の分野での活用が期待されている。既に大手アパレル等で一部導入済み。2021年4月に増資を行い、三井不動産、安田倉庫が参加した。

 

13.Scalefast

本社:ロサンゼルス・フランス

支援内容:日本での事業展開(日本から欧米へ・海外から日本へ、そして日本国内でのDTC)、BGV投資先

事業内容:D2C事業者を対象に、多機能で拡張性の高いeコマースソリューションを提供する米国発スタートアップ。同社のシステムの活用により、最短15日で、1秒当たり350個の注文、100種類以上の通貨・決算手段が利用可能なEC事業の立ち上げが可能となる。通関、消費税、ロジスティクス、決済、詐欺防止等の機能および多言語サービスを提供。ロレアルやバンダイナムコ、ハスブロといった大企業も既存顧客。今年6月には、シリーズBラウンドで2200万米ドルを調達済み。現在、日本から欧米へのDTCサポートを展開中。

 

  1. SkySea Pharma (SSP)

本社:札幌 http://www.skyseapharma.com/

支援内容:投資先、NEDO-SUI、NEDO-STS、取締役兼務

事業内容:世界に1億人いると言われる自閉スペクトラム症(ASD)。SSPは世界初のASD治療薬を開発中。自閉症研究と臨床に経験豊富な金沢大学と連携、その知見を開発に活かしており現在、候補化合物を特定し臨床試験入り(IND)準備中。またASDにはオキシトシンが大きく影響すると言われているが、現在、簡便に体内オキシトシンを測る手法がないため、オキシトシン検出キットをコニカミノルタと共同開発中。北海道大学および金沢大学発バイオテック。

 

15.Soramitsu

本社:スイスおよび東京

関与内容:共同創業者&特別顧問

事業内容:世界標準ブロックチェーンであるHyperledger Irohaの中核開発企業。世界初の中央銀行デジタル通貨であるカンボジア「バコン」を共同開発、日本初のデジタル地域通貨「白虎」を会津大学と共同でローンチ。「ソラミツー世界初の中銀デジタル通貨バコンを実現したスタートアップ」が最近発刊された。松田も少しだけ登場。

 

 

以上、支援先・関与先の紹介でした。

自分で書いていても結構盛り沢山ですね。起業、事業立上げ、資本政策・資金調達、事業展開、顧客開発、手掛けていることは様々ですが、基本的にテクノロジーを持つスタートアップを支援しています。

 

上記の企業にコンタクトを取りたい方、ご質問等ある方、事業連携したいとお考えの方は弊社までご連絡ください。

SARRの情報全般について:

https://sarr-llc.com/

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