お知らせ

7.282020

SARR近況報告その6 (2020/7/27)

皆様いかがお過ごしでしょうか?

新型コロナウイルスの感染がまた急拡大しています。go toキャンペーンも迷走しています。感染を防ぐことも大事ですが、経済が低迷すると現在の産業構造、行政の仕組み、そして人々の生活そのものが維持できなくなるので悩ましいところです。そのような状況ですが、SARRの活動を報告したいと思います。

本日の内容
1. 自閉症治療薬開発のスカイシーファーマがコニカミノルタとオキシトシン計測キットの共同研究を発表
2. 準天頂衛星みちびきを活用した交通安全・事故防止のジェネクストが交通安全システム「AI-Contact」関連情報をリリース
3. グローバル・イノベーション・フォーラム(GIF)2020「日本代表スタートアップ選抜コンテスト」にて投資先であるGENEXTとRFルーカスが最終予選通過、本戦に臨む
4. 大阪商工会議所【Xport】「with/afterコロナ」で迎える新常態(ニューノーマル)を創造する新規事業提案を募集!
5. 「工場労働者のスーパーマン化。行動認識技術とAIで、人の能力と競争力を高めるDrishti」ー記事がTECHBLITZに掲載されました。
6. 日本初のデジタル地域通貨「白虎」の正式ローンチがテレビでも紹介されました。

1. 自閉症治療薬開発のスカイシーファーマがコニカミノルタとオキシトシン計測キットの共同研究を発表
自閉症治療薬開発の株式会社スカイシーファーマ(札幌市)がオキシトシン検出キット開発に関しコニカミノルタと共同契約、リリースを出ました。スカイシーファーマは当社投資先であり、SARR代表松田一敬が取締役を兼務しています。
スカイシーファーマは日本を含む全世界で 1%強、1億人の患者が存在する ASD に特化した会社です。現在、ASDに対する有効な治療薬はありません。オキシトシンと ASD の関連を明確にし、治療薬の研究開発、抗オキシトシンモノクローナル抗体を用いた測定系の開発を行っています。
(オキシトシンは愛情ホルモンと言われています。自閉症スペクトラム症(ASD)の要因の1つとして体内オキシトシン量が少ないことが指摘されていますがこれまで簡便にオキシトシン量を測ることが出来ませんでした。)
詳細はこちらをご覧ください

2. ジェネクストがIT 導入支援事業者に。交通安全システム「AI-Contact」導入に補助金が交付されます。

ジェネクスト株式会社(横浜市港北区、代表取締役:笠原一。当社投資先)は、2020 年度 IT 導入補助金の特別枠のC 類型-2 に採択され、IT 導入支援事業者となりました。IT 導入補助金を活用すると交通安全システム「AI-Contact(アイ・コンタクト)」の基本料金に対して 75%(最大 450 万円)の補助金が交付されます。業務車両、社用車を抱えている企業は必見です。

(以下リリースより)
ジェネクスト株式会社(横浜市港北区、代表取締役:笠原一)は、2020 年度 IT 導入補助金の特別枠のC 類型-2 に採択され、IT 導入支援事業者となりました。IT 導入補助金を活用すると交通安全システム「AI-Contact(アイ・コンタクト)」の基本料金に対して 75%(最大 450 万円)の補助金が交付されます。
AI-Contact(アイ・コンタクト)とは国家プロジェクトである日本版 GPS「みちびき」のサブメーター級測位を活用した 【高精度の位置情報】と、交通事故鑑定事業のノウハウ蓄積により独自に構築した【全国の交通標識情報地図データベース】を照合させ、社用車の交通違反の危険運転を可視化することができます。内閣府公認のみちびき最初の商用利用となったサービスです
コロナ禍でリモートワークを実施する企業が増加している中で、出社制限にある総務・管 理課社員の運行管理効率化としても、有効な車両管理システムとなっております。

3,グローバル・イノベーション・フォーラム(GIF)2020 「日本代表スタートアップ選抜コンテスト」にて当社投資先2社が最終予選通過!

7/10に開催されたグローバル・イノベーション・フォーラム(GIF)2020 日本代表スタートアップ選抜コンテスト(主催:大阪商工会議所)において当社投資先であるGENEXTRFルーカスが最終予選を通過し、本戦に臨むことになりました。200710gif2020結果

4,【Xport】「with/afterコロナ」で迎える新常態(ニューノーマル)を創造する新規事業提案を募集します!!

SARR代表松田がメンターを務める都心型オープンイノベーション拠点「Xport」ビジネスミートアップのお知らせです。
大阪商工会議所と大阪工業大学が設置・運営する都心型オープンイノベーション拠点「Xport」(クロスポート)では、社会課題や同拠点の会員のニーズをテーマとして設定し、そのテーマを解決するための技術・ビジネス提案を中堅・中小企業、スタートアップ、学生等から募り、同拠点の会員とマッチングすることで新規事業の創出を目指す「ビジネスミートアップ」を実施しています。
今回のビジネスミートアップでは、基本テーマとなる「with/afterコロナ」で迎える新常態(ニューノーマル)を創造する新規事業提案に加え、大阪府 スマートシティ戦略部さま、大和ハウス工業株式会社さまから、より具体的な「個別テーマ」を頂戴し、Xportの会員とのマッチング等を通じて、事業の具体化を目指します。「新常態(ニューノーマル)」が新たな潮流となる中、積極的なご提案をお待ちしています。

5.「工場労働者のスーパーマン化。行動認識技術とAIで、人の能力と競争力を高めるDrishti」ー記事がTECHBLITZに掲載されました。

記事より抜粋)
製造業において自動化が進み、人ではなくロボットが製品を作っていると誤解している人がいるかもしれません。しかし、実際は多くの場合、工場労働者が部品を手で組み立てています。製造業のラインで働いている世界人口は約3.5億人、製造業で使われているロボットの数は約150万台です。
しかし、人はミスをする可能性があり、欠陥品が市場に出回ると、消費者に危害が及ぶ可能性や、大規模リコールに発展すれば企業は数十億ドル規模の損失を被る場合があります。こうした問題は、110年前にヘンリー・フォードが自動車の大量生産を実現した時代から存在しています。
フォード式の大量生産や、トヨタの生産管理システムであるリーン生産方式においても、労働者の活動測定や、製品の欠陥や不具合につながる作業時のミスの把握や科学的な分析は行われてきませんでした。また、産業用ロボットや機械の予測分析が行われる現代においても、人による手作業の予想分析は行われていません。測定や分析が行われなければ、改善はできません。
製造ラインに関わる人がこれだけ多くいるにも関わらず、活動の測定や手作業の科学的な分析が行われていない。この問題を解決することを目指し、Drishtiを設立しました。
(引用終わり)
drishtiはBGVの投資先です。同社についてはSARR近況報告その5でも報告していますので、こちらも参照してください

6. 日本初のデジタル地域通貨「白虎」の正式ローンチがテレビでも紹介されました。
7/9会津にて白虎のオープニングセレモニーがありました。日本発のブロックチェーベースでのデジタル地域通貨ということで多くの報道陣にご参加頂き、報道されました。
(紹介ニュース)
NHKニュース

テレビュー福島TUF

以上、SARR近況報告でした。
本日取り上げた内容に関し、ご興味のある方、質問等ある方はいつでもご連絡ください

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