お知らせ

4.212020

SARR近況報告その2(2020/4/21)

皆様いかがお過ごしでしょうか?
前回に続き、SARRの近況をお伝えします。

新型コロナウイルスの感染を防ぐため緊急事態宣言が出されました。他府県への移動を制限されているため、ずっと京都におります。そこで今回はコロナ関係のニュースをお伝えできればと思います。個別にご興味のある方は是非SARRまでご連絡ください。

本日の内容
1. 妊婦の感染防止のためのオンライン診療が全国へ
2. デジタルヒューマンによる新型コロナ相談窓口
3. 数万人規模のオンライン会議、イベント、ライブを実現する
4. DTCオンラインショップを15日間でオープンできるプラットフォーム
5. 新型コロナウイルスがスタートアップに与える影響、危機とチャン
6. 新型コロナウイルスが今後のサプライチェーン与える影響

1、産科遠隔診断のメロディー、北海道大学での取り組みが注目されていますが、北海道に続き広域の実証実験が始まりました。

HBCニュース「北大病院が妊婦にオンライン診療」

NHKニュース「妊婦の遠隔診療装置開発 感染リスク軽減に効果 高松」

「日本産婦人科医会と共同で「在宅・遠隔胎児モニタリング」の広域実証研究開始」

2、SARR代表松田がJapan Advisory Partnerを務めるBGVの投資先であるUNEEQがデジタル・ヒューマンによる新型コロナウイルス相談窓口を始めました。英語、スペイン語、ポルトガル語、オランダ語に対応しています(残念ながら日本語はまだです)。
米国疾病予防管理センター(CDC)等が発表するデータを用い、IBM WatsonとGoogle speech to textを組み合わせ、独自のAI技術を用いてデジタルヒューマンを作り上げています。
今回のコロナ騒動をきっかけにタッチレス、リモート、在宅といった動きが加速される中、デジタルヒューマンは様々な業界で使われるようになると思います。

AI Steps Up to Fight COVID-19 with New Digital Human Health Advisor

「COVID-19 health advisor: Here to help and learn」

3. 最近、zoom等を使ったビデオ会議が増えていると思います。ただzoomは100人以上の大人数では難しいため、全社員会議やライブ等のイベントでは厳しい、また内容の要約、転送、管理にも課題があると言われています。
こうした課題を解決したのがVideo as a service (VaaS)のSherpaです。ディズニーの参加者100万人を超えるオンラインイベントを開催したり、投資会社の投資家向けカンファレンスに用いられたりしています。アップルもこのシステムを活用しています。ビデオ会議の録画、転送、分類、要約、タイトル付け、履歴管理の機能もあります。コロナで自宅勤務、そして自宅でライブに参加する機会が増えたことでこのシステムへの関心が高まっています。

4. DTC(Direct to Consumers) eCommerceのプラットフォームを提供するScalefastが、新型コロナによる外出自粛、自宅からのネットショッピングの急増ニーズに応えるため最短15日間でDTCショップの立ち上げをサポートするサービスを提供しています。
ScalefastのDTCはアマゾンや楽天と異なり、顧客情報を全て企業側(製品提供側)が所有することができるため、より効果的なマーケティング、顧客嗜好の反映ができ、かつ新商品の一斉ローンチを可能とするプラットホームです。
すでにセガ、バンダイナムコ、ロレアルなどの企業がScalefastのDTCプラットフォームを活用しています。

5. 新型コロナウイルスがスタートアップに与える影響、危機とチャンスについてBGVがブログを書いています。是非、お読みください。英語ですが、ご容赦ください。
「Early Stage Investing In Challenging Times」
The impending recession has triggered a slew of articles highlighting the tightening of fundraising in the VC ecosystem.
In this blog BGV General Partner Anik Bose shares his perspective on the outlook for early stage enterprise investing in these challenging times.
The broad trend of Digital Transformation will accelerate, he argues, with a shift in emphasis from “digitization of assets” to “automation of workflow” as enterprises face the reality of having to do “more with less.”

6. 新型コロナウイルスは今後のサプライチェーンに大きな影響を与えることが予想されます。是非、お読みください。こちらも英語ですが、ご容赦ください。
「A Post COVID-19 Outlook: The Future of the Supply Chain」
As the Coronavirus wreaks economic turmoil around the world, our modern supply chains are facing unprecedented stress.
For months prior to the COVID-19 crisis, trade tensions have been mounting due to the escalating tariff war between Washington and Beijing, and a broader populist streak running through several other
capitals. This rise in protectionism, coupled with concrete costs and new financial barriers, has fueled broader challenges and concerns for logistics networks operating on the global level.
Against this backdrop, our modern supply chain infrastructure is well overdue for a significant rethink.

以上、SARR近況報告でした。
本日取り上げた内容に関し、ご興味のある方、質問等ある方はいつでもご連絡ください。

以上

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