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第19回事業創出サロン【テーマ:環境エネルギー・ヒートポンプ】

これまで自然エネルギー分野では色素増感型太陽電池、太陽熱発電、エネルギーハーベストを取り上げてきましたが、今回は、その一環として地下水熱利用ヒートポンプを取り上げました。天野先生は長野県茅野市において温泉熱利用の可能性を調べ、また現在京都市伏見地区の地下水を活用した地下水熱利用ヒートポンプによるC02排出削減と地下水賦存量と水質劣化を保全するプロジェクトを提案しています。また地熱発電を始めとする自然エネルギー、特に地方に置ける自然エネルギー事業の展開について豊富な知識を有しておられます。
 今回の事業創出サロンの議論から新しい自然エネルギービジネスの展開につながればと思っています。

開催日時 平成24年9月3日 14:00~16:00
開催場所 京都リサーチパーク 東地区1号館2階 サイエンスセンタークラブ
講演者 天野 輝義氏
内  容 1.自然エネルギー普及モデルの考察  地下水熱利用ヒートポンプ導入の可能性
2.京都、信州における自然エネルギーの活用状況
3.世界の水資源の問題と水関連ビジネスについて

【講師ご略歴】

天野 輝義氏
丸紅株式会社、株式会社島津製作所を経て、2008年10月より諏訪東京理科大学経営情報学部経営情報学科教授、2012年2月より環境テクノ株式会社経営企画室専門部長を務める。一橋大学経済学部卒、神戸大学大学院にて経営学修士、京都大学大学院にて博士(地球環境学)取得。
その他公職として、経済産業省マテリアルフローコスト会計導入アドバイザー、長野県環境技術アドバイザー(2011年度まで)、自然エネルギー信州ネット監事及びファイナンス部会長(2011年度)、長野県小水力発電推進協議会理事(2010年度より)、特定非営利活動法人環境リスクマネジメント研究会理事(2010年度より)等を務める。

 

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